南関東に住んでいる、または南関東に容易にアクセスできる無生殖協会の会員が友好的な関係を構築するためのプラットフォームとして機能することを期待して、「南関東散歩部」という任意活動部を設置することにしました。
その最初の活動として、11日に埼玉県比企郡小川町での金勝山ハイキングを実施しました。
東武東上線の小川町駅でセイジクリーム塗装の81111Fを発見。
でも乗るのはこれではなく、寄居行きの8197Fです。
集合場所の東武竹沢駅に到着。
もう一人の参加者と合流したら、東登山道から登り始めました。
前回ここに来た時は私一人でしたし、最後に複数人で登山したのも10年近く前のことだと思います。
一人で登るのとは少し違う種類の疲れを感じましたが、それでも木々の間を歩く気持ちよさは変わりません。
平和な時の自然には癒されます。
2回ほど休憩を挟んで山頂を目指し……
到着!
とりわけ高い山というわけではありませんが、見事な景色です。
鳥のさえずりや木々のさざめきに混ざって、鉄道の音が眼下の街から冷たい空気に乗って聞こえてきます。
テーブルとベンチがあるだけで、景色を眺めることの他に特にすることはない場所なのですが、それでも天気が良ければ文字通り一日中過ごすことができるほど心地よい場所です。
しばらく山頂で過ごしたら、300mほど離れた小川げんきプラザ本館に向かいました。
Hondaの寄居工場が見えます。
正式名称は「Honda埼玉製作所 寄居完成車工場」というらしいです。
到着。
げんきプラザに着いた! と思いたくなりますが、実際にはこの山全体が小川げんきプラザで、この建物はその本館という扱いなんですね。
ここでSF映画を撮りたいと真剣に思わせるような、近未来的で素敵な建物です。
2月に一人で来た時に撮っていた本館です👇
この頃は全面的に閉館していて、建物の中に入ることはできませんでした。
雪をかぶった大きな山が見えます。
富士山のように見えなくもないのですが、それにしてはあまりにも近距離ですよね。
奥に別の山も見えますし。
ちょうど中心に重なる位置に送電塔が立っている点が、被写体としてはとても残念です。
無料で使えるNikon製の双眼鏡が4つほど置かれています。
食堂には感染予防のパーテーション。
下山の時間。
途中の分岐では、登った時とは逆のコースを選びました。
登山口に戻ってイベントは一応終了。
左が登る時に通った道、右が下りる時に通った道です。
体感では右の方が少しばかり緩やかで、風情もあるような気がしました。
このイベントが、3月の非公式交流会以来初めてインターネットを介さずに無生殖主義者と会う機会になりました。
COVID-19の流行が始まってすぐの頃は、ヒトと気軽に会えないことに特に問題を感じませんでした――今もそれは同じですが、やはり実際にこの種のイベントをやってみれば、インターネットだけでの交流にはない良さがあることが分かります。
とりわけ参加者が無生殖主義者であればなおさらです。
今後も無生殖主義を支持/実践する人々の友好的な交流の機会を作るために、できる範囲でイベントの企画をしたいと思っています。